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InOutModeM メソッド

機能および役割

パラメタで指定された項目 (ボディ項目または拡張ボディ項目の場合には全明細行の項目群) を対象にして MANDALA.net の総括表に設定した 「入出」 のカレント値をパラメタで指定された入出の値に実行時に変更する。

このことにより、入力項目を表示項目 (入力不可項目) に変更したり、表示項目を入力項目に変更したりすることができる。また、この項目が何らかの値をもつことが必要な必須項目なのか、(そうではなく) 空欄のままでかまわない任意項目なのかという属性を変更することもできる。

なお、 「入出」 については、 「総括表の情報」 を参照。

所属クラス (ツーピーススタイルの場合にこのメソッドが宣言されているクラス)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (ローカル)

AppliTech.WorkFrame.FormBase (セントラル)

呼出し方

fB.InOutModeM(項目識別子, 入出の値)

(ただし fB は、クラス FormBase のインスタンス)

戻り値の型および意味

(戻り値なし)

パラメタの型および意味

項目識別子 (項目識別子型): プレフィックス ii_ で始まる MANDALA コントロールの識別子であり、どの論理項目を対象にするのかを示す。

入出の値 (文字列型): 4 文字の数字からなる文字列であり、この意味は MANDALA.net の総括表に設定する 「入出」 と同じである。

例外の発生 (誤った呼出しの際に発生する例外)

「現 FormBase でないので使用できません (InOutModeM)」

「パラメタの入出の値 xxxx が異常 (InOutModeHelper)」

使用上のヒントと注意事項

パラメタでボディ項目や拡張ボディ項目を指定した場合 InOutModeM は、InOutModeItemInOutModeN と対象とする範囲が異なる。なぜなら、InOutModeM は単に 1 明細行の項目ではなく、全明細行の項目を対象に処理するからである。しかし、パラメタでヘッド項目やテール項目を指定した場合には、InOutModeMInOutModeItemInOutModeM と対象とする範囲に関するが限り同じだといえる。

このメソッドで指定した 「入出」 のカレント値は、別の画面データの処理を開始するときまで有効である。 別の画面データの処理を開始するときには、 「入出」 のカレント値は MANDALA.net の総括表に設定した 「入出」 のカレント値に再初期化される。

パラメタでボディ項目や拡張ボディ項目を指定した場合 InOutModeM は、その項目に対して InOutModeItemInOutModeN を明細行分だけ呼び出したのと等価ではない。 なぜなら、InOutModeM の場合、明細行初期化後の明細行や明細行挿入後の挿入明細行は、総括表で指定した 「入出」 の値に初期化されるのではなく、InOutModeM で指定した 「入出」 の値に初期化されるからである。

関連事項

使用例

Friend Function FbInOutModeM_GetEvent(ByVal fB As FormBase) As Boolean
    ' すべての行の「男子生徒番号」項目を表示専用にします。
    fB.InOutModeM(学級編制入力FormBase.ii_男子生徒番号, "0000")
    Return FormBase.GETEVENT_Allow
End Function
internal bool FbInOutModeM_GetEvent( FormBase fB ) {
    // すべての行の「男子生徒番号」項目を表示専用にします。
    fB.InOutModeM(学級編制入力FormBase.ii_男子生徒番号, "0000");
    return FormBase.GETEVENT_Allow;
}
boolean FbInOutModeM_GetEvent( FormBase fB ) {
    // すべての行の「男子生徒番号」項目を表示専用にします。
    fB.InOutModeM(学級編制入力FormBase.ii_男子生徒番号, "0000");
    return FormBase.GETEVENT_Allow;
}